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お子さんが、勉強ができない理由として「暗記が苦手」と言ったら

まず
1、本当に覚えるのが苦手で、時間をかけても全然できない
2、本当は、できなくもないけど面倒だからやらない
3、そもそも暗記を真剣に取り組んだことがないので、できるかどうかは不明


の、三つに仕分けしてください。

それから、それぞれについての原因を探ります
1、本当に苦手で、どれだけ時間をかけてもできない の場合

 ・実はやり方が間違っている(問題と答えを同時にぼけーっと眺めている。正解が見えている状態のものを何度もノートに練習しているが意識は宇宙に達している。ノートを埋めるのに必死で、問題もろくに見ずにノート職人の奥義を究めようとしている。答えの順番を暗記し、「三番目はAから始まるやつを書けばいい」みたいなのをやっている。)
 
 ・暗記をするための頭の準備ができていない(問題と答えを結び付け、再現することに慣れていない場合は、そのルールが脳に浸透するまで、経験上3か月くらい時間がかかることもあるようです。でも、訓練次第で向上することが多い)

2、本当はできなくもないけど面倒だからやらない の場合

 ・出来るのがばれたら、今以上にたくさん勉強させられるんじゃないかと、将来の苦痛に対して懸念がある
 ・単に、準備をすることが面倒くさいだけで、机につき、教材を広げ、強制力を伴えば、どうにかギリギリやることが出来るが、この状態を自分で作ることの面倒くささに耐えられない
 

3、そもそも暗記に真剣に取り組んだことがないので、出来るかどうかは不明 の場合
 

 ・テストの点数にあまり興味がなく、とくに自分にとってどうでもよいことなのでやらないまま生きてきた
 ・やってみて万が一ダメだった場合、そんな無様な自分を見るのは恐怖なので、「やればできるかもしれないけどあえてやらない状態」をキープし、自分を守りたい
 ・勉強というのは、小難しいことを小難しくやるもので自分には無理なものという先入観から、覚えさえすれば、それがそのままテストに出て点数がUPするという可能性に気づいていないので、暗記をしたことがない

で、それぞれの状況に応じて対処をしていくのですが、上記だけでけっこうなバラエティに富んでいることからもわかるように、対処方法も慎重に探っていくと、お子さんそれぞれなのです。

「暗記が苦手」の一言に対して、慎重に原因を探ったり、対策を練ったりせず

「暗記はあきらめて、他の方法で点数を上げるしかない」
「いいから、根性で何とかしろ!気合が足りんのだ!」
「たくさん書けばいいのに、書く量が足りないんじゃないの」
「毎日少しずつやればいいんだから、今日から毎日5個ずつしなさいね」
「暗記の仕方を先生に習いなさい」
「暗記は耳からがいいらしいから、CDを買ってきたよ」

と、声をかけても、これは確かにごもっともではあるけれど、実はそれが本当に有効な手段かどうかは怪しいものなのです。そうなると、「暗記モノで点数を落とす」という状態は、なかなか改善しないことも少なくありません。

だから、本当の原因を探って、それにあった対処法を根気よく続けてみて、経過を見ながらやり方を改善する必要があるのです。

もちろん、暗記以外にもやるべきことは山ほどありますが、勉強の初歩段階として、これができるとできないとでは、勉強のはかどり方が変わってきますから、じっくり取り組む価値はあると思います。
 

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