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こんにちは。まつ婆です。今日は最近仕入れた情報をお伝えしたいと思います。
日進月歩で発達している科学ですが、子どもの思春期に関する研究について少々お話したいと思います。
・親側→「ちょっとしたことで急にキレる。 何も言ってないのに突然不機嫌になり、部屋に引きこもってしまう。どうしていいんだかさっぱりプンプン」
・子ども側→「急に体が熱くなり、自分では不快感を止められない。体全体に力が入り、思ったことを全部口に出してしまう。自分でもイヤなんだよ~」
思春期の若者30人にMRI検査をしたところ、脳の真ん中あたりにある、偏桃体という怒りや悲しみといった負の感情に敏感な部分の反応が大人より強いことがわかったそうです。
怒りを表す顔への反応も子どものほうが強く、大人が見て普通と思える顔でも、子どもには感じの悪い顔に見えるそうです。怒りや不安な表情に非常に敏感だそうです。
体の発達と共に、男性ホルモン・女性ホルモンといった分泌物が多くなり、それが脳にまで運ばれることも分かったそうです。脳の偏桃体ではその刺激を受けて神経細胞が増え、なおさら反応が強くなり、感情を爆発させるということだそうです。
性ホルモンは記憶力を増大させるという大事な働きをもつ分泌物なのですが、不幸なことに偏桃体のすぐ近くには、記憶をつかさどる働きの海馬があります。この海馬に怒り・悲しみ・不安といったネガティヴ感情がどんどん蓄積されていくといった有様だそうです。
だから、大人以上に若者は負の感情を忘れない・・・思い出してはキレる・・・
また、脳の中で感情を抑制し、想像力を生む前頭前野という部分は、脳の中でも最も発達が遅く、16歳~25歳くらいの個人差でその発達開始がみられるというものでした。さらに、危機意識に関係ある部分の発達も遅いと来ています。これは、若者はリスキーなものを好むということに言い換えられます。
しかし、感情の起伏が大きく、リスキーなものへの好奇心、冷静に物事を判断する力に欠けるといった思春期の性質が全て悪いかと言えば、全くそうではありません。この時期に目覚めるチャレンジ精神、反骨精神、あえてブレーキを効かせない性質は、実は人類の進化の過程において必要なものでした。反抗することで免疫力がつき、挫折からの回復力も生まれるとも言われています。逆に、ネアンデルタール人は思春期が無かった為に滅んでしまったという説もあります。
このような若者の脳の特徴に、追い打ちをかけるように、現代の若者は、日々の忙しさ・情報過多な社会・核家族体制による人間関係の希薄さと広がりの無さといった負の要素に包まれています。
一方、アフリカのマサイ族の村には、14歳から20歳の若い男子はいないそうです。少年たちはその年頃になると、親からヤギや牛を借りて、若者だけの集団を作り、狩りや闘いや生活の勉強をするそうです。彼らは脳科学に長けているわけでもないのに、昔から親と子、お互いにとって最も必要で、有益な選択を取ってきたことは驚愕です。
私たちはマサイ族ではありませんし、今の時代、子供を丁稚奉公に出すこともままなりません。ありのままの彼らを受け止めるしかありません。その際、感情を抑えられない場合は、お互いギャンギャン吠えて疲れるというのも一手、ワンワン泣くのも一手です。
その時忘れてはいけないのは、「きっと成長して、社会の中で生き生きと、様々な形で役に立つ人生を送る人になる」という信念です。子どもは授かりものではなく、預かりものだと松婆は思っています。いずれは社会にお返ししなければならない社会の財産です。
腹立つこともたくさんあるかもしれませんが、どうか宜しくお願いいたしますm( . . )m