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また現在、授業コマが満席の日が多く、体験授業につきましては、2月いっぱいまで曜日や時間帯のご指定が難しい場合がございます。
3月になりましたら、余裕をもってご希望の曜日時間帯のお申し込みをいただけますので、恐れ入りますが2月いっぱいまで、体験授業の日時の調整に、ご協力をお願い申し上げます。
ともかくも 新年だぁ~
新春の候、明けましておめでとうございます。クロ学の松婆です。
昨年は大変お世話になりました。本年も宜しくお願い致します。
正月三が日,天候にも恵まれ,本当に気持ちの良い年の初めであったと思います。
神棚があるわけでもありませんが,家の中で,最も神聖,かつポジショニングが高いとされる位置に置かれたお鏡餅を見るにつけ,昔の人の知恵といいますか,自然に対する崇拝や畏敬の念を感じてしまいます。
餅の下に敷く,葉柄がやや赤く,葉が緑色をした,長い楕円形の二枚の葉の「ゆずり葉」は,子孫繁栄を表します。ゆずり葉は,新しい葉が出来てから,古い葉が譲って落ちるという世代交代が行われる植物だからです。枕草子にも「ゆずり葉のいみじうふさやかにつやめき・・・」など載っています。
シダはウラジロ科のシダ植物で,ウラジロつまり,裏が白い,隠れたところも清廉潔白という公正や公平を示す植物です。
柑橘類(かんきつるい)の橙(だいだい)は,「代々」が当て字になるのですが,当て字通り,冬に黄色になった実が,冬越ししてまた夏になったら青色になり,それを2,3年繰り返すことから,「回青橙」とも言われています。つまり,生命力の強さや「代々続く」という縁起のいい意味を表しているということですね。
橙は酸味が強いので,そのまま食することはお勧めできませんが,冬の鍋の具材のつけ汁として,半分に割った橙をギュッと絞って,少々のお醤油を入れて鍋を頂くと,それはそれは鍋が進みます。橙と醤油のみです。鍋にも今流行の何とかつゆなど入れなくて結構!肉類は止めて,魚の身のすり身の団子でも入れて下さい。ああ,いかんいかん,食べたくなりました(笑)
とにかく,「いわれのある」もので,お正月を迎えるのは,それができること自体に感謝ですね。今年も皆様のよき年になりますよう!!!
新年を迎え,子どもたちも1学年上に進みます。受験生になる人もおられるでしょう。こどもの成長は楽しみではありますが,親の悩みも比例して成長していきます。新年にあたり,一言だけ,お伝えしたい言葉があります。私は,日本を代表する車のメーカーであるホンダの創始者,故本田宗一郎さんのファンでして,今でも,縁あって手に入れた,ホンダのメカニックさんのスタッフジャンパーを愛用している変な婆あでございます(笑)なぜ本田宗一郎氏に惚れた(笑)かと言うと,本田さんのモノ作りに対する情熱もさることながら,本田さんの次の言葉に心酔したからです。「人生とは何回感激したかで,その値打ちが決まる」という言葉です。この言葉を知って,体の奥深く迄,何とも言えない満足感と言いますか,腑(ふ)に落ちたと言いますか,三日間くらいそれを思い出しては幸せを感じていました。
故本田宗一郎さんは,終戦後,奥さんがせっせと買い出しに行くときに,少しでも楽になればと思い,奥さんの買い出し用自転車に動力(エンジン)をつけたのが,彼のバイク・車製造の始まりであったと言われています。とにかく,熱血の人,感動の人でした。彼に関するエピソードは山ほどありますから,チャンスがあればご一読を。
「這(は)えば立て,立てば歩めの親心」とは、子供の成長を待ちわびる親の気持ちをうたった言葉ですが,ともすると,際限のない親の欲につながるとも言えます。
もし,故本田氏の言葉に共感を覚えて頂けるのであれば,子育ての折に,ふと思い出して頂きたいかなあと,思ったりします。子育ての方向性を見失いそうなときに・・,親子で意地張って,生産性のない喧嘩の折などに・・・,
今年も,クロ学スタッフは,生徒さんたちに,ぎゃ~ぎゃ~ブ~ブ~言いながらも,熱い熱い指導を展開して参る予定です。どうやら,今年も,やれスマートだとか,クールだとかの言葉が不釣り合いな,泥臭い指導の塾になるのかもしれません(笑)
本年も宜しくお願い致します。
~嗚呼(ああ) 受験生~
師走の候、松婆12月のブログです。
一般的には7月中に受験生の部活は終わります。8月に入ると,ほとんどの人が,夏期講習に参加するなど,受験モードに入ります。
心の切り替えもまだ完全ではない中,毎日毎日,ともかくも与えられたスケジュールをこなします。夏休み後半になると,模試なるものを受け,やれ偏差値だ,志望校だ,などといった受験に現実味を与える数字や言葉を突きつけられます。それでも,無事に夏期講習が終わった喜びに,ほんの少しだけ彼らは浸ります。この際,模試の結果は,こっちに置いといて・・・そんな解放感です。
9月,まだ半分くらいの受験生の気持ちの緩みは続いています。周囲の心配をよそに,彼らの頭の中では,部活がなくなった空白をどうやって埋めようか,親の不満をどうやって交わしたらいいのか,いやいや,そんなことより,最近気になりだした「彼女」や「彼」のことで,頭がいっぱいになる時間も出てきます。
そうなんです。それまではそんなに気にしていなかったのに,妙に気になりだすのです。
これはズバリ,現実逃避と,暇つぶしです(笑)
10月になると,既に模試結果も2~3回分は手にしており,自分ではやっているつもりなのに,結果が出ないことに少々焦りが出てきます。が,色々な人の話を聞くと,まだまだ自分の頑張りが足りない,「よし,頑張るぞ」と意欲はまだ残っています。気持ちの余裕もまだ,少しある。中間テストや期末試験に追われていればよいからです。受験という本物の敵との対峙はまだなのです。
11月に入り,最後の期末試験を終えると,受験生の肩に一気に「受験」の圧力がかかってきます。学校の期末試験が終わり,定期試験のことを考えなくてもいいようになった彼らの頭の中には,また若干の空白が生じます。じゃ,何を考えるか,これまで一番の場所に置きたくなかった,「本格的な受験勉強」であったり,「自分の苦手教科との対峙(たいじ)」であったり,「志望校を自分で決める」であったり,「親子での話し合い」であったり,とにもかくにも,重大案件ばかりです!
しかも,模試も,回を重ねるごとに難しくなり,範囲も広がり,自分が期待していた結果には追い付かずの状態・・・俺は,私はこれでいいのか? 勉強って何のためにするの?
12月・・・こうなると,彼らの頭はグチャグチャです。 現状を打破したい,しかしどうしたら??? そういった焦燥と疑心暗鬼に包まれながら,彼らなりに闘っているのだと考えています。
不満や焦りが顔に出たり,けんか腰になったり,泣いたり,その闘いぶりは様々です。
そこまでのパフォーマンスはなくても,受験生の誰もが圧力に耐えながら毎日を送っています。勉強するしないにかかわらず,圧を受け止めて日々送っています。寒くはなりましたが,時々スポーツをさせることも必要です。朝のちょっとしたジョギングや散歩で構いません。朝の運動は交感神経を優位にさせ,脳に活発モードをうながします。
朝のクリーンな空気が寒すぎる場合は,少し窓を開けて,家族でラジオ体操でもやってみましょう。受験生を孤独にさせず,皆で圧を吹き飛ばしましょう。
最後に彼らへのエールを・・・
「 今やっていることに集中しなさい,自分を信じて,Keep on going!」
よいお年をお迎えください。