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~嗚呼(ああ) 受験生~
師走の候、松婆12月のブログです。
一般的には7月中に受験生の部活は終わります。8月に入ると,ほとんどの人が,夏期講習に参加するなど,受験モードに入ります。
心の切り替えもまだ完全ではない中,毎日毎日,ともかくも与えられたスケジュールをこなします。夏休み後半になると,模試なるものを受け,やれ偏差値だ,志望校だ,などといった受験に現実味を与える数字や言葉を突きつけられます。それでも,無事に夏期講習が終わった喜びに,ほんの少しだけ彼らは浸ります。この際,模試の結果は,こっちに置いといて・・・そんな解放感です。
9月,まだ半分くらいの受験生の気持ちの緩みは続いています。周囲の心配をよそに,彼らの頭の中では,部活がなくなった空白をどうやって埋めようか,親の不満をどうやって交わしたらいいのか,いやいや,そんなことより,最近気になりだした「彼女」や「彼」のことで,頭がいっぱいになる時間も出てきます。
そうなんです。それまではそんなに気にしていなかったのに,妙に気になりだすのです。
これはズバリ,現実逃避と,暇つぶしです(笑)
10月になると,既に模試結果も2~3回分は手にしており,自分ではやっているつもりなのに,結果が出ないことに少々焦りが出てきます。が,色々な人の話を聞くと,まだまだ自分の頑張りが足りない,「よし,頑張るぞ」と意欲はまだ残っています。気持ちの余裕もまだ,少しある。中間テストや期末試験に追われていればよいからです。受験という本物の敵との対峙はまだなのです。
11月に入り,最後の期末試験を終えると,受験生の肩に一気に「受験」の圧力がかかってきます。学校の期末試験が終わり,定期試験のことを考えなくてもいいようになった彼らの頭の中には,また若干の空白が生じます。じゃ,何を考えるか,これまで一番の場所に置きたくなかった,「本格的な受験勉強」であったり,「自分の苦手教科との対峙(たいじ)」であったり,「志望校を自分で決める」であったり,「親子での話し合い」であったり,とにもかくにも,重大案件ばかりです!
しかも,模試も,回を重ねるごとに難しくなり,範囲も広がり,自分が期待していた結果には追い付かずの状態・・・俺は,私はこれでいいのか? 勉強って何のためにするの?
12月・・・こうなると,彼らの頭はグチャグチャです。 現状を打破したい,しかしどうしたら??? そういった焦燥と疑心暗鬼に包まれながら,彼らなりに闘っているのだと考えています。
不満や焦りが顔に出たり,けんか腰になったり,泣いたり,その闘いぶりは様々です。
そこまでのパフォーマンスはなくても,受験生の誰もが圧力に耐えながら毎日を送っています。勉強するしないにかかわらず,圧を受け止めて日々送っています。寒くはなりましたが,時々スポーツをさせることも必要です。朝のちょっとしたジョギングや散歩で構いません。朝の運動は交感神経を優位にさせ,脳に活発モードをうながします。
朝のクリーンな空気が寒すぎる場合は,少し窓を開けて,家族でラジオ体操でもやってみましょう。受験生を孤独にさせず,皆で圧を吹き飛ばしましょう。
最後に彼らへのエールを・・・
「 今やっていることに集中しなさい,自分を信じて,Keep on going!」
よいお年をお迎えください。
後編の掲載までだいぶ間があいてしまいまして申し訳ありません。遅れたのは、婆のせいではなく、ブログUP係りの怠慢です。深くお詫び申し上げます。(UP係より)
前回の続き
また,4オクターブともいわれているアメイジングな音域を守るための日々の努力や,たった5秒間の録音に対して,数時間の準備を怠らないなど,本当にプロフェッショナルな
人物であったことは,彼の身近にいた人々の発言で周知の通りです。しかもものすごい読書家であったと聞いています。黒人史,公民権運動(アメリカの黒人に対する待遇改善をうたった書)に関する著作,伝記など,ジャンルも多岐にわたっていたということです。
野球選手にしろ,サッカー選手にしろ,ショービジネスのエンターテイナーにしろ,陰日なたなく,諦めることなく努力を積み重ねて,その地位を築いていった人が多いことは本当に尊いですし,一介の婆さんでも大いに勇気づけられます。
さて,私たちの周りの子どもたちには素晴らしい未来があります。どの子にも平等にその力は与えられているものと信じます。彼らが,その潜在能力をいつの日か発揮できるように,決して夢を壊さないように,我々大人は,あまり焦らず,急がせずに,粛々と彼らを見守っていかねばなりませんね。血はつながっていても,無性生殖の生物ではありませんから,親とは違う個体です。我々大人は,思っていたより多くの辛酸をなめて(笑)きたために,ちょっと臆病で心配性になっているきらいがあります。焦らず,常に希望を持たせてあげられるような,そんな子育てができれば,大人も子供もお互いうまくやっていける感じが致します。
時々は,一時代を担った人たちの成功話などして,親子で「うわ~!すごいね~」なんて感動を分かち合いたいものです。では,11月も親子仲良く(笑)宜しくお願いしますm( . .)m
~マイケルジャクソンを想いつつ~ 前篇
紅葉の候、松婆11月のクロ学ブログです。
その昔,いえいえ,ファンのかたにとっては「その昔」という実感は殆どなく,失礼な表現
かと思いますが,有名なダンサーでありミュージシャンでもあったマイケルジャクソンが50歳で急死してから早8年になります。
松婆はファンというファンではありませんでしたが,優れたダンサー,ひと時代を創った
ミュージシャンであることくらいは知っています。
その様々なスキャンダル話や,死の真相については,甚だ知識が追い付かないところではありますが,彼が過去のエンターテイナーのダンスやショースタイルに関して,ものすごく
研究熱心であったことは知っています。
彼のショースタイルや振り付けは,皆さんご存知のように,現在のダンス好きの若者たちのバイブル,源流みたいなものになっています。ストリート系ダンスの生みの親的存在です。
彼は,1920年代あたりからの映画やショーの録画などを,とにかく熱心に見る一方,普段の街の風景からダンスのヒントを得ることも,ままあったそうです。
他人にうかがい知ることの及ばない多くの努力と,尽きない好奇心の追求と,諦めない探求心が,あの一世を風靡(ふうび)した,ムーンウォークやゼロ・グラヴィティといった,マイケルスタイルの振りを創りあげていったのでしょう。
つづく