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後編の掲載までだいぶ間があいてしまいまして申し訳ありません。遅れたのは、婆のせいではなく、ブログUP係りの怠慢です。深くお詫び申し上げます。(UP係より)
前回の続き
また,4オクターブともいわれているアメイジングな音域を守るための日々の努力や,たった5秒間の録音に対して,数時間の準備を怠らないなど,本当にプロフェッショナルな
人物であったことは,彼の身近にいた人々の発言で周知の通りです。しかもものすごい読書家であったと聞いています。黒人史,公民権運動(アメリカの黒人に対する待遇改善をうたった書)に関する著作,伝記など,ジャンルも多岐にわたっていたということです。
野球選手にしろ,サッカー選手にしろ,ショービジネスのエンターテイナーにしろ,陰日なたなく,諦めることなく努力を積み重ねて,その地位を築いていった人が多いことは本当に尊いですし,一介の婆さんでも大いに勇気づけられます。
さて,私たちの周りの子どもたちには素晴らしい未来があります。どの子にも平等にその力は与えられているものと信じます。彼らが,その潜在能力をいつの日か発揮できるように,決して夢を壊さないように,我々大人は,あまり焦らず,急がせずに,粛々と彼らを見守っていかねばなりませんね。血はつながっていても,無性生殖の生物ではありませんから,親とは違う個体です。我々大人は,思っていたより多くの辛酸をなめて(笑)きたために,ちょっと臆病で心配性になっているきらいがあります。焦らず,常に希望を持たせてあげられるような,そんな子育てができれば,大人も子供もお互いうまくやっていける感じが致します。
時々は,一時代を担った人たちの成功話などして,親子で「うわ~!すごいね~」なんて感動を分かち合いたいものです。では,11月も親子仲良く(笑)宜しくお願いしますm( . .)m
~マイケルジャクソンを想いつつ~ 前篇
紅葉の候、松婆11月のクロ学ブログです。
その昔,いえいえ,ファンのかたにとっては「その昔」という実感は殆どなく,失礼な表現
かと思いますが,有名なダンサーでありミュージシャンでもあったマイケルジャクソンが50歳で急死してから早8年になります。
松婆はファンというファンではありませんでしたが,優れたダンサー,ひと時代を創った
ミュージシャンであることくらいは知っています。
その様々なスキャンダル話や,死の真相については,甚だ知識が追い付かないところではありますが,彼が過去のエンターテイナーのダンスやショースタイルに関して,ものすごく
研究熱心であったことは知っています。
彼のショースタイルや振り付けは,皆さんご存知のように,現在のダンス好きの若者たちのバイブル,源流みたいなものになっています。ストリート系ダンスの生みの親的存在です。
彼は,1920年代あたりからの映画やショーの録画などを,とにかく熱心に見る一方,普段の街の風景からダンスのヒントを得ることも,ままあったそうです。
他人にうかがい知ることの及ばない多くの努力と,尽きない好奇心の追求と,諦めない探求心が,あの一世を風靡(ふうび)した,ムーンウォークやゼロ・グラヴィティといった,マイケルスタイルの振りを創りあげていったのでしょう。
つづく
前回の続きです。
今では日本でもすっかり行事化されている感のある10月31日のハロウィン,これも収穫祭と言えます。秋の収穫を祝い,悪霊(この悪霊も,実際に霊の世界の悪霊なのか,作物を食い荒らすケモノ達なのか,といったところです)を追い払う行事ごとです。
日本のお盆のように,亡くなった人の魂がこの世に帰ってくる日とも言われています。
昔々,アイルランドのジャックという酔っぱらいの悪人が死にました。悪人なので天国から締め出されました。
ところが,余程性格が悪かったのか,悪魔にも忌み嫌われ,地獄からも追放されてしまいました。松婆も気を付けたいと思います(笑) どこにも引き取ってもらえない彼は,永遠に世界中をさまようことになり,このとき暗い足元を照らすためにカブをくりぬいてランタン(ちょうちん)をつくったそうです。この話がアメリカに伝わると,カブがカボチャに変わりました。これが「jack – o ‘ – lanternジャカランタン」と呼ばれるランタンの由来です。
この日は亡くなった人がこの世に帰ってくる日でもあり,悪霊・死霊に連れていかれないよう,人間も悪霊まがいの姿に変装します。「あたしゃ,あんたがたと同じじゃ」のアピールです。子どもたちは仮装もやりますが,収穫物のおこぼれをもらうために町中を練り歩きます。1軒1軒ノックしては,「Trick or treat !トゥリックオアトゥリート」(食べ物くれないといたずらするぞ!)
と言い,お菓子などを頂きます。祭り用の食べ物を子どもに配っていた中世の農民の風習のなごりだそうです。 家に来られた住民は「Happy Holloween!」や「Treat!」などと言っておもてなしをします。
世界には様々な季節の行事ごとがあります。こういったことを機に応じて,子どもたちに
伝えていくことは大切です。おはぎにしても,なぜおはぎを食べるのか,漢字の書き方,
ぼた餅(牡丹餅)とのちがい,秋分がどんな日なのか,人は何をするのかなどなど,理科の知識や社会の知識がふんだんに詰まっています。こういった身近な自然現象なり,社会のことを少しずつ伝えていくことで,教養豊かな,又ものごとに関心を持てるこどもに育ちます。
問題集を解くこと以上に大切なことです。旧暦十五夜は満月には2日早い日付ではありますが,上新粉(じょうしんこ)使ったお団子を子どもたちと一緒に作って,ファミリー収穫祭をされては如何でしょう? ちなみに,子どもは泥んこ遊びが好きです。従って団子作りもなかなかエキサイトすること断言いたします(笑)耳たぶくらいの柔らかさの,ぷにゅぷにゅしたお団子を皆さんで召し上がれ!