お問い合わせ
092-984-3662
こんにちは。松婆です。
突然ですが、「うんこ漢字ドリル」なるものをご存知ですか?
3月に発売されて以来、漢字ドリルとしては、かなりの勢いで売れています。「ギョエッ?へへ~・・」と思い、早速敵情視察へ出向きました。学年ごとにドリルとして製本されています。
中身は、例えば「うんこという字は、横より縦に書いたほうがいい」「その冒険家はうんこを我慢して世界一周に出かけた」といった、もうバカバカしくてやってられないような、「うんこ」が必ず入った漢字の例文で満載です。
作者は「うんこ川柳」作家の男性です。※当方、うんこ川柳なるものがあることも今回知りました(汗)うんこが入った例文は、編集時、6学年分で5000文に及んだそうです。出版社社長は、勉強嫌いな人でも楽しく学んでもらいたかった、その一心で作りました、と言っています。作者と出版社とのドリル作りはゆうに2年を超えました。やっと出来上がったこの本は、既にSold out(売り切れ)続出です。余り期待は出来ませんが、漢字嫌いのお子さん、特に男子の受けはよいようですから、1冊ご検討されてもいいかもしれません。
ここから子育て話もなんですが、子どもに何かを学ばせたい・理解させたい・身につけさせたいと思ったとき、単に伝えるだけでは、物理的に言葉が耳に入っただけで、大人が期待した効果は得られません。
あまり感じられたことがないかもしれませんが、子どもは純粋であるがゆえに、辛辣で洞察力に長け、ものごとの核心、例えば、何が重要で宝物なのかといった真実を掘り当てることが上手です。「子どもだから・・」などといった大人の傲慢な目線で相対してはいけません。子どもは手が込んだものや心がこもったものが大好きです。何かを伝えるとき、家事のお願いをするときは、伝える事柄の必要性や、そうしなければならない理由や、家族としての協力や、あなたの力が必要なのだということをしっかりと表現しなければなりません。子どもの感性を甘く見てはいけません。子どもは素直なだけに、丁寧な応対に対しては、同じように丁寧に返してくれるはずです。注意するときですら、感情に任せて、顔も見ないで、ぶっきらぼうに、人格をおとしめるような言い方はしないように致しましょう。
しかし、松婆は理解できます・・・腹の中では、重々自分の親としての未熟さを痛感していながらも、つい・・・といった親御さんの葛藤を。しかし、我々より子どものほうが明らかに進化しているのです。でなければ、人類の歴史はどこかで途絶えていたはずです。大人は人生の先輩ではあるが、人類学的には進歩した人間としてのこどもを、愛情と愛着と尊敬をもって見守って頂きたいと切望致します。言葉一つにも手間ひまかけて
最後に、再び「うんこ漢字ドリル」ですが(笑)、買って与えるだけではいけません。大人も一緒に笑う必要があります。一緒に感動し、失笑し、憤慨し、ご家庭の中でうんこ時間を
10分でいいですから作りましょう。尚、お子さんが嫌悪感を示された場合は、無理に購入されないようにしましょう。では、また。
今日はそんな日でした。
大学2年生の子から、この春卒業した子まで、さまざまな生徒さんがどうしたわけか一気に押し寄せて来ます。
そんな日を、私は密かに心の中で「卒業生祭り」と呼んでいます。
来塾の動機は様々です。
ふらりと来ました。
弟についてきました。
学校の宿題をしに来ました。
部活休みなんで来ました。
留学の報告に来ました。
テスト勉強に来ました。
テスト勉強に来ました。
テスト勉強やばい、助けて。
テスト勉強っちゃけど、せんせーって化学とか得意?
テスト勉強っていうか、もう数学捨てていいと思う?
成長した方から、相変わらずな方まで。
④1980年代(現45~55歳あたりの方々がチルドレンであった時代)→激動の世の中がやや沈静化した昭和後半期にあたります。社会が疲れてしまった訳ではないと思いますが、教育界には違う風が吹き込んできました。ブックオフのコマーシャルではありませんが、「ゆるくいこうぜ~」(笑)です。いじめ・不登校・校内暴力などが出没し始めてきた時代です。大学進学率は40%近くまで来ていました。
※前時代の「詰め込み教育」や「落ちこぼれ」を反省し、後の「ゆとり教育」につながる、人間性を重視した教育を行うことを目標とした指導要領が作られました。学習内容の削減、登校週五日制の実施について前向きに取り組んでいく姿勢が、教育界に生まれてきた時代です。
⑤1990年代(現35~45歳あたりの方々がチルドレンであった時代) →指導要領はゆるくなったものの、教育現場では、相変わらず、いじめ・不登校・校内暴力が頻発していました。④の時代で提唱された「人間性を重視した教育」の更なる実践のため、個性の尊重や生徒の自主性、体験的な学習を通して問題を解決する力を養う学習などを取り入れるために、指導内容は三割削減、授業時間数は小中ともに-70時間への動きが活発化した時代です。
※「体験的な学習を通して問題解決を図る力を養成する」、これは戦後間もない、日本中が戦争で疲弊していた時代での教育目標に近いものです。この目標自体は、教育の神髄のようなもので、そこに反する意見はないと思いますが、このころの塾現場は、かなりの緊張を強いられていました。指導内容の削減や時間数減少で、今後何が起こるのか、簡単に想像できました。そしてその想像は勿論当たりました。
それまでの高校進学に関するデータは、福岡では、学校も塾も、業者テストと言われていた、年4回程の学校実施の模試結果に頼っていました。従って、学校と塾との見解にズレは殆ど見られないものでした。ところが、業者テストは偏差値偏重の教育に拍車をかけるものと、廃止されてしまいました。塾では模試受験は普通に行われましたが、学校では廃止・・・廃止された初年度の、学校での進路面接は、口あんぐり、呆れてものが言えなかったことを覚えています。全体の中での成績資料がないために、志望校は驚くほど下げられました。この消極的選択は、学校側がデータ収集の必要性のために、何年かかかって、中学校でのテスト実施システムが確立されるまで続きました。
⑥2000年代(現20~35歳あたりの方々がチルドレンであった時代) →ゆとり最盛期の時代です。校内暴力は確かに沈静化しました。この点では評価できます。なんとなくゆったりとしたムードは、これまでとは違った、他者を受け入れることができる、優しいこども作りに一役買ったと思います。
しかし、教育現場の実態を鑑みての教育改革ではありますが、この頃から政府が危惧し始めたことがあります。PISAと言われる国際的な生徒の学習到達度調査に於いて、日本の順位が急激に下がっていったことです。PISAは2000年に始まり、3年毎に各国で実施されます。数学的部門、理科的部門、読解力部門でグレーディングされます。
日本のこれまでの順位は、1数学的部門、2理科的部門、3読解力部門の順で→
2000年:1・2・8位、2003年:6・2・14位、2006年:10・6・15位、2009年:9・5・8位、2012年:7・4・4位、2015年:5・2・8位 です。
日本政府としては、特に理系学力の低下は、そのまま国力低下につながるものとして大きな危惧を抱いていましたので、徐々に順位を上げてきていることに安堵しているかもしれません。但し、理系学力偏重の世の中は、クロ松はやや心配です。太平洋戦争前の、特に工学専攻の偏重教育には危ないものを感じています。理系も文系もバランスよく学習し、人間力を広げていってほしいものです。
5月の〆
昭和から平成までの教育界の変遷を追ってみました。ジジババ時代、パパママ時代、今のゆとりが終わった時代、それぞれの時代の子ども達は、それぞれの時代を背負っていることがよく判ります。三つ子の魂百までではありませんが、それぞれの時代を反映して、親子の中でも様々な違った見解を持っているかもしれません。何かの折にでも、キラキラ輝いてた時代のお話を、ご家庭でされてみるのも一興かもしれません。
中高校生が学校に通うために履くものですから、似たデザインや同じサイズなど条件がいくつか重なることは、避けられません。
そして取り違えが起きるたびに、塾では心当たりに一軒ずつ電話を入れなければならず、けっこうな手間がかかります。また、そんな時に限って、塾に残された靴の方に名前が書いてなかったりするものだから大変です。
でも今回は、間違えて靴を履いていった生徒さんが教室に残していた靴に、小さくしかしきちんと名前が書いてあって、このおかげで、たった一本の電話で事が解決しました。
もう、本当に助かった。
名前さえ書いてあれば、ものはきちんと持ち主のところへ帰ることができます。
名前を書くのかっこ悪いとか、めんどくさいとかそれぞれ理由があるのかもしれませんが、自分の持ち物に愛着や責任を持つということは、心を整える上で大切なことではないでしょうか。
今回はたまたま靴でしたが、文具や傘など、塾という場所がら忘れ物を預かることが多く、持ち主に迎えに来てもらえないモノたちを見ると少し心が痛みます。
そしていつも「そういうチョイ雑になりがちなことを反省して心を整えれば、もっと成績上がるんじゃない?」とも思います。
いつもなんとなく心がザワザワしてしまう人は、物を丁寧に扱ってみるとかそういうのから始めてみてはどうでしょう。
たぶん年寄りだからすぐこういうこと思っちゃうのかもしれないんだけども、(それは分かっているんだけれども、)もし若いうちからこういうことに気づいて行動できたら、そういう人って人生豊かになりそうじゃないですか?
部活ってこんなにキツイものなの?
って思いながら(も先輩の手前、口には出せず)、みんな頑張っているようです。
なんだか意識がもうろうとしている様子の子も。
「次、ここは小文字で書いて・・・Kくん!おーい、聞こえてる?」
「・・・」←目は見開いているけど、眠くて反応できない
「おーい、おーい!大丈夫?少し寝てから授業再開する?」
「・・・」←視線はこちらを見ているけど、眠すぎて反応できない
「部活たいへんやけど、中学ではこれからずーっとこんな感じやけん慣れるしかないとよ。とりあえず起きよう。あとちょっとだけ頑張ろう」
「・・・(コクリ)」←かすかにうなづく
「うおおお、反応した!よし、がんばれ!」
「・・・」←白目をむきながら、鉛筆を動かしてアルファベット書き始める(宇宙と交信してるようにしか見えない)
体育大会の練習もあるので、本当にこの時期の中学1年生は中学校生活の洗礼を受けているっていう感じです。
がんばれ1年生!