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12月の模試は今年一番の難しい内容になっていました。
どの科目にも数問ずつ、「実際のテストでここまで捻った問題出るのかな?」と思うような問題が見受けられました。
そして県全体の平均点もまれにみる低得点。
そのせいか、うちの塾でも前回の模試より点数が下がっていたのに、偏差値は上がっているという人がたくさんいました。
とはいえ、まだまだ今の時点で志望校の合格ラインである80%に到達している人はそう多くはありません。そして、それを超えるために、冬期講習もあるし、期間もまだ2か月半ほど残されていますから、落胆する暇があったら、日々の勉強に打ち込んでください。
そんな今回の模試ですが、難しいのは仕方がないとして、この結果をいったい今後の勉強に、どう活かせばいいのでしょうか?
そのカギは「基礎」にあります。
じっさいの入試本番の日にも全く同じことが言えるのですが、「問題が難しければ難しいほど、基礎をいつもどおり正確に得点できた人が有利」という法則があるのをご存知でしょうか?
今回の模試、難しくて見たことも無いような問題が多いからと言う理由で、途中で「なにこの問題?意味解らん!」と、半ばヤケを起こしたり動揺したりしながら問題を解いた人は、本来の力だったら取れるはずの問題も落としてしまい、偏差値も下がってしまっていたのではないかと思います。ところが、淡々といつも通りに解いて、いつも出来ているところだけをミスなく確実に取れていたという人は、点数は低くとも偏差値は上がっていますよね。
これが意味していることは「結局は動揺した人が不利」と言うことです。
基本的な易しい問題を見つけ出し、それをせいいっぱい解けば、それなりに成果は出ます。それを、「こんなの解けるわけない」とあきらめの気持ちで取り組めば、取れるはずの点数も落とすから、勝負では負けてしまうのです。
勉強は気持ちの問題が8割です。すっきりした気持ちで勉強すること。素直な気持ちで取り組むこと。基礎を大事にし最後まであきらめないこと。など、言い古された言葉通りの当たり前の姿勢を崩さずに試験を受ける人が結局は最後に勝ち残るものではないでしょうか?
器用な子、気合入りまくりな子は両方をうまくやれているようですが、あれもこれもと欲張りすぎると、両方が中途半端になる場合も少なくないので、そういう時は、必要に応じてどちらを優先するか相談して決めてから取り組んでもらっています。
焦る気持ちもあるとは思いますが、欲張って両方ダメになったら本も子もありません。
冷静に今の状況を見つめ、順序良くこなすことも大事と思います。
でも!
気持ちが焦って忙しいような気がするだけで、一日の行動を日記につけてみたら、実は意外と余裕がある!なんてことも起こりうるものです。
昨日も
「せんせー!オレ、委員会の仕事が入って忙しくなっちゃったんで宿題減らしてください!」
と訴える中3生がいたので
「ええ?何時に家に帰りつくの?」ときいてみたら
「うーん、六時くらいには着きます!」
「えっ!部活やってた時は何時に帰ってたっけ?忙しくて体力も消耗してたあの時にやれてたことが、今やれないのは変じゃない?」
「部活の頃は・・・7時は確実に過ぎてましたね、あれ?そうか、あの時は時間がないから学校で宿題やってたんだっけ」
というわけで、やれる時間は家でも学校でも十分にあるという結論に達しました。
気持ちが焦ると、ついつい起きがちな現象です。気持ちに余裕がなくなったら、自分の生活時間を紙に書いて整理してみるといいかもしれません。
本当に必要と思えば、無いように見えても意外と作れてしまうのが時間というものです。
見かけの忙しさに騙されてはいけません。